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科学と検査

Informed Choice Science & Testing

LGCの研究所

LGC(インフォームドチョイスを提供する世界的に認められた検査研究所)は世界的に有名な、スポーツのドーピングを管理し調査する研究所で、取り締まりのための分析では55年以上の経験があります。400報以上の科学論文を発表しており、ドーピング管理の研究に年間500人以上を投入することにより、LGCはアンチ・ドーピング分析とサプリメント分析の分野で世界的なリーダー、信頼できるパートナーとして認められています。

LGCは15年以上にわたり、定評ある製造者と供給者に代わってサプリメントとその成分を検査してきました。この間、何万ものサンプルが検査され、多くの調査研究が行われました。このような研究は、サプリメント製品中の禁止物質よる汚染率の追求を可能にしています。

サプリメント業界やアンチ・ドーピング団体に対し次々に出現する脅威やリスクに対応するため、アンチ・ドーピング分野は常に変化し続けています。これらの脅威に挑むため、イギリスと米国にあるLGCの専門家たちの研究所では、方法開発と研究プログラムと共にスクリーニング手法を常に開発し、改良しています。ブランドと消費者に対して同様に保証を与えるために、LGCは、スポーツで使用が禁止されている、もしくは健康に有害であるとみなされている250種類以上の物質についてサプリメント製品を対象に日常的にスクリーニングしています。それらの物質は、依存性薬物、タンパク同化薬、興奮剤、ベータ2作用薬、利尿薬、さらに新たに出現して脅威となっている数多くの選択的アンドロゲン受容体調節剤(SARM’s)、バプタン(Vaptans)、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR’s)などです。

サプリメント製品やその成分の分析に用いられる検査法は、研究施設と検査手順に関して世界的に認められている規格であるISO17025の認可を受けています。LGCは2003年からこの認可を保有しています。LGCは、この認可を取得するため、製品の形状、化合物、分析性能を評価するために、コアスクリーニングプログラムに対象物質を追加する前に、広範囲にわたる分析のバリデーションを実施しています。ロンドン近郊のフォーダムにあるLGCの研究所に対するイギリスの認可は、UKAS(英国認証機関認定審議会―研究所番号1187)により付与されています。また、米国ケンタッキー州のレキシントンにあるLGCの研究所は、A2LA(米国試験所認定協会―証明書番号No.3244.01)の認可を受けています。

ドーピングを管理する研究所としてLGCは、スポーツ行政機関、各国のアンチ・ドーピング機関および世界中の国立の管理団体と直接の関係を持ちながら取り組んでいます。助言を与え、また専門的な支援をすることにより、LGCはパートナーとしての見解を表明し、将来の規制の在り方を形作る手助けをすることができます。

検査規格

インフォームドチョイスでは、スポーツで使用が禁止されている物質を広範囲で検査します。

過去15年間にわたり、LGCはサプリメントの汚染とサプリメント業界内での新たな脅威の出現を評価するために、監視分析と調査によりインフォームドチョイスのスクリーニングプログラムを作り上げてきました。LGCは、アンチ・ドーピング機関やサプリメント業界の数多くの重要な利害関係者との連携を密にして作業をしています。このことにより、スクリーニングプログラムがリスク管理の最前線で機能していることを保証しています。

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LGCは、スポーツで使用が禁止されており、またサプリメントの汚染に関するリスクが想定される250種類以上の物質について、毎年20,000件以上のサンプルを検査しています。スクリーニング検査では、タンパク同化薬、興奮剤、麻薬、ベータ2作用薬、利尿薬、さらに新しく出現し脅威となっているSARM’s、バプタン、PPAR’sなどを始めとする物質を調べます。

LGCはサプリメント業界にとって新しく出現してくる脅威を確認するために継続的に検査方法を見直し、発展させています。これには、時折、幅広いアンチ・ドーピング機関により禁止措置が取られる前の疑わしい化合物の監視と調査が含まれます。この例として、過去8年から10年にわたるメチルヘキサンアミンとフェネチルアミン の類似物質に関する進化があげられます。